ナヤミゴト

 最近自分で感じることは、真剣に好きになった作品以外に余り興味が無いんじゃないか、ということ。
 そうであっては困ると思って、記号論などを持ってしてでも色々漫画を読んだり小説を読んだりしているのですが、どうも興味がわかずに覚えていることも少なく、読んでいるものが表層しか見えてこないので、たくさん込められた理由などがいまいち飲み込めなかったりしてます。
 う〜ん、ただ読むだけじゃいけないのはもちろんわかっているし、意識しなければ成るものも成らないことはたくさんあるのもわかっているのですが。。。
 ただ、小説だけにとって、最近の傾向に目を向けるのは少し気が引けますが・・・テキスト一つとっても、表情が絵文字で語られていたりと、それでは小学生の国語以下な様な、わかりやすいけど、もしかしたら嘲笑しているのではないかとか、なんだか余計なことを考えてしまうので。



 まぁ、どれもこれも、マニアでオタクな自分が一番悪いんでしょうけど。



 とりあえず分かったことは、ネタ系の作品はその作品が面白い訳じゃなくて、元ネタをただおもしろおかしくしているだけってことと、その技術はただの引き出しの数なんだな、ということ。
 でも、知識は肥やしっていうのも重々承知してます。