そうそう。ピアノの練習で思い出した

 きーおは、ピアノを表現云々じゃなくてとりあえず弾ける程度の腕ですが、まあなんとか弾けます。
 ピアノ教室に通ってたときの話ですが、弾くのを間違ったときに「じゃあここから弾き直して」と言われても、全然できなかったんですよね。
 だいたい区切りの良いところからしか弾き直せなかったのです。
 超不思議。
 まあ今となっては簡単な事で、きーおは楽譜を読み取る能力が極めて低かったのと、楽譜の記号を全然覚えていなかったんですね。きーおにとって、楽譜はちょっとしたきっかけ程度で、それ以上の情報を得ることが難しかったんです。
 楽譜を覚えて弾くんじゃなくて、音のつながりを覚えていった訳です。
 音楽も、あまりコアなところまで行かなければ文法のようにメロディーが出てくるので、それが連なって指が動く感じ。
 そんでもって、きーおは特別絶対音感とかも持ってないので、平均律で歌うこともまた難し。アカペラだとだいたい純正調(字合ってたかなぁ^^;)になります。
 まあ、この音は?って訊かれたらすぐに答えられるくらいの事はできますけど。
 

 要するに、きーおのは論理的思考じゃなくて、論理肌の感性野郎なんじゃないかなぁと思うわけですよ。
 繰り返し練習することは、音を覚えるだけの作業だったのかなぁ。それとも、楽譜をすぐに読めるようになるのは、もう少し先のことで、こういう結論に持って行くのは違うのかもしれません。
 結局真面目にピアノをやってこなかった読めないんだよな(笑


:追記
 じゃあなんで歌の下手とか上手いとかわかるのか?
 それは単純に、和音のつながりが悪いからです。
 わざと外すなんてことは、もちろん茶飯事。
 レコーディング後の声加工なんていうのも、素人レベルで可能です。
 ただ、わざと外せるには理由があるわけで、きれいに聞こえるようにカスタマイズするとか、そういう事も必要なわけです。
 本当はその音程に合わせて取り直すのが良いんでしょうが、こればっかりは感情的に歌ってもなかなか作り上げられないところなんですよね。
 合わせるって事は、極端な感情論で言えば「自分の感情に嘘ついて、曲げたものの音程を真似なければならない」わけです。
 プライドの高い人と、極端に考えの若い人にはまあ、なかなか難しいことですよ^^;
 でも、分かってくれる人はちゃんと真似てくれます。その方が良いと聞こえてくれたことに極端に感謝しないといけません(ゎ